院試の情報をnoteに移すことにします
こんにちは。
このたび、ブログで院試の情報を提供していましたが、noteの方をメインに更新していくことに決めました。
有料の記事もありますが、無料で読める記事も充実させているので、両方参考にしていただけると幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
院試勉強法【生物】
一般教育科目についての質問をちょこちょこもらうので、きちんと記事にすることにしました~。
[目次]
1.参考書
2.勉強法
1.参考書
使用した参考書ですが、専門科目の参考書と一緒に「院試勉強法【参考書】」の記事に詳細を記載していますので、そちらも併せて読んでみてください。
・Essential細胞生物学(南江堂)
・エッセンシャル・キャンベル生物学(丸善出版)
・人間活動と生態系(共立出版)
・生命科学 (羊土社)
・基礎から学ぶ生物学・細胞生物学(羊土社)
新領域の生物は大学受験程度のレベルだと思うので、受験生時に使用していた生物の図表とか参考書があれば大丈夫だと思います。
ただ、農学の方は大学の講義レベルだと思うので、上記のような大学レベルの参考書を使用する必要があると思います。
(僕は大学で生物の講義をとっていなかったので詳しくは知りませんが...)
上記の参考書の中でも、「生命科学(羊土社)」だけは見ておくことをお勧めします!
作成しているのが「東京大学生命科学教科書編集委員会」...(笑)
これはまるまる1冊読み込んで損はないはずです。
僕はこの参考書を横において、過去問を解いていました。
もう1冊のおすすめが「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学(羊土社)」です!
こちらは「生命科学 (羊土社)」の内容を比較的わかりやすく解説しているような気がしました。
生物を学んだことがなく、これから勉強しようと思う人はこちらの方がいいかもしれません。
2.勉強法
過去問を解いてください(笑)
「生命科学(羊土社)」を横において過去問を解いてください。
まじでこれぐらいです(笑)
生態系の分野の問題も必ず?(もう忘れました...)出ていてと思うので、生態系の分野をカバーできる参考書があるといいです。
僕は自分の研究室に先述した本があったのでそれを使いましたが、生態系の分野の本はたくさん出ているので、自分の好きなものを使うのがいいと思います。
記述形式なので書く練習はしておいた方がいいです。
インプットした知識をアウトプットすることは、当たり前ですが非常に大切です。
僕の場合、過去問の記述問題は何回も紙に書くことで、キーワードを覚えたりしていました。
特にこれといった勉強方法はないので、自分にあっていてる方法を採用してください。
知らぬ間に1年経っていた
前回の記事で、TOEFLの対策を紹介するといったにもかかわらず、更新をさぼってしまい、すみませんでした。。。
正直、TOEFLに関しては、巷のブログに勉強方法の詳細が載っているので、そちらを参考にしてもらうのが一番いいです(笑)
僕がアドバイスできることは、
文法を満点とる勢いで勉強すること!
ぐらいです。
リスニングは難しいですし、周りの友達もあまりできている感じではなかったので、そこまで差はつかない気がします。
差がつくならば、「文法」なので、文法を毎日コツコツ勉強してください!
前置きがながくなりましたが、ここからはタイトルの内容に移ります。
このブログを開設してはや1年以上が経ちました。
そして、先日、ブログの読者の方から、合格したとの報告を受けました。
いや、もう、感無量。。。
我が子のことのようにうれしいです。。。
面倒くさがりの僕ですが、このブログを始めて本当に良かったと思いますし、このブログが誰かの役に立つことができてうれしいです。
このブログを始めようと思ったきっかけは、最初の記事でも書いたと思いますが、自分自身が院試の勉強の要領がわからず苦労したことです。
このブログがこれからも院試のことで悩んでいる方たちの役に立てますように。。。
で、
もう院試について書くことはあまりないので、これからは違うことでも書いていこかなと思っています。
面白い記事を書きたいけどそんなセンスは皆無なので、ひねくれたこととか書くかもしれません(笑)
「ああ、フリーライターにでもなってお金を稼ぎたい。。。
でもそんな文章力はないんだよなあ。。。」
と思いながら、カフェで就活サイトを開くのでした。
院試勉強法【専門科目】
こんにちは!
今回は読者の方から水圏生物科学専攻の試験の勉強法に関する質問を頂いたので、記事を書くことにしました。
頂いた質問は以下の3つです。
①水圏生物環境学の勉強として、
1.生物海洋学入門
2.水圏生物科学入門
を使ったという理解でよろしいでしょうか?(また、差し支えなければ 本番の手応えは?)
②英語の対策は?
③基礎科目 生物 の勉強法
今回は①について書いていきます。
専門科目の勉強法について
僕は専門科目に関しては、水圏生物環境学と水圏生態学を選択しましたが、2科目とも基本的に上記の2冊(生物海洋学入門、水圏生物科学入門)をメインに使用していました。
話を聞いたりした感じでは、上記の2冊は他大学でも使われたりしている気がします。
うちの研究室にも置かれていました。
僕はもう一冊使用していた参考書があります。
参考書を紹介した記事でも書きましたが、僕はこれがお気に入りでした笑
サイズ感が小さめで、内容も充実しており、かなり分かり易かったです!
勉強の仕方としては、参考書を横に置いて過去問を解き、分からない単語は参考書の索引で調べてノートにまとめていきました。
1冊目の参考書になければ2冊目、3冊目というふうに片っ端から調べて知識を入れるようにしました笑
おまけ 本番の手応え
○専門科目・・・8割ぐらい
○生物・・・知らない大問がまるまる1個あり、6割あるかな?って感じ笑
○TOEFL・・・過去2回受けた時より手応えあり(540、550あるかな?)
っていう感じです笑
専門科目はみんなできて当たり前みたいな感じだと思うんで、TOEFLを頑張ってください!
まずは文法から!
次はTOEFLの勉強法についてお話したいと思います!
では!
ついに東大生になりました!!
去年ぶりの久々の投稿です。
朝から晩まで実験し、苦労して書き上げた卒論を提出した後は、普通の大学生として充実した春休みをすごしていました。
そして、こんな僕がついに東京大学の大学院生になってしまいました(笑)
僕は外部から進学してきたので、今はまだ実験はしておらず、GW明けにフィールド調査に行くことになっています。
初めてのフィールドワークなので、とてもわくわくしております(実際はとても疲れるし、ブラックだそうですが)。
内部生の人たちには、学部時代の研究を引き継ぎ、春休み返上でごりごり実験をしている人もいるそうです。大変ですね、、、
余談はさておき、、、
今日は何について書くかというと、入学してまだ3週間ほどしか経ってはいないですが、僕が東大生になって感じたことです。
僕が感じたことは2つです。
それは
- シンプルな頭の良さ
- 研究に対するやる気の高さ
です。
「意外と普通のこと思ってんなあ」と思われるかもしれませんが、本当にこれしか思いませんでした(笑)
一緒に授業を受けてみると、「やっぱり東大生って頭いいなあ」と感心してしまいます。
あと、やっぱり大学院にまで進学している人たちなので、研究への熱意はすごいですね。中途半端な気持ちで大学院に進学するのはやめておいた方がいいと思います(笑)
とにかく、東大に来ると何かしらの刺激を受けることは間違いありません。
周りにすごい人が多すぎて、僕はいま自信を無くしかけていますが(笑)
そろそろ大学院入試のガイダンスが始まるころでもあるので、受験しようと思っている人はぜひ参加してみてください!
それでは!
院試勉強法【参考書】
こんにちは。
さて、今回は院試の勉強で使用した参考書の紹介をしたいと思います。
専門科目で用いた参考書は、研究室訪問した際に先輩から教えてもらったものです。
この記事を読んでいる受験生の方は、研究室訪問する前から参考書を使って勉強することができるのでラッキーですね(笑)
春休みの間に差をつけましょう!
では一冊ずつ簡単に紹介していきます。
1.生物海洋学入門
農学の対策でかなり活躍。巻末のキーワードのまとめがかなり便利。
2.水圏生物科学入門
農学、新領域ともに活躍。漁業関連の項目もあるので新領域を受けるなら持っておきたい。初学者向けでわかりやすかった。
3.魚類生態学の基礎
- 作者: 桑村哲生,田中克,益田玲爾,峰岸有紀,幸田正典,吉永龍起,渡邊俊,佐藤克文,阪倉良孝,黒木真理,塚本勝巳
- 出版社/メーカー: 恒星社厚生閣
- 発売日: 2010/09/06
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こちらは研究室訪問した際に、教授からいただいたもの。僕は勉強していない生化学の分野を含め、幅広い分野を網羅している。深い知識を得る時に用いたサブ的な参考書。なくても困りはしない。
4.海洋生態学
これはマスト!初学者でも一冊あればかなり勉強になるしとてもわかりやすい。沿岸湧昇とかエルニーニョとかの地球科学分野の勉強で主に使用したが、生態学も漁業も含んでいる。農学、新領域ともにかなり活躍!!!(著者の津田さんは東大の大気海洋研究所の所長さんであることは一応言っておきます)
5.水産ハンドブック
- 作者: 島一雄,關文威,前田昌調,木村伸吾,佐伯宏樹,桜本和美,末永芳美,長野章,森永勤,八木信行,山中英明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/06/09
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
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詳しい辞書みたいな本。実際かなり分厚いし重い(そして高い)。ただ新領域の先生が書いているので、この本から試験に出ている問題は多いらしい。院に入ってからも役に立ちそうなので僕は購入しました。
6.Essential細胞生物学
生物の教科書としてはど定番。学部の指定教科書として使用してる人も多いかと。農学の対策で利用。新領域には不要。ただ生物系の学生なら知識として知っておかなければならないような内容ばかりだと思う(僕は知らないことばかりでした)。
7.エッセンシャル・キャンベル生物学
わかりやすいが、細かい部分までは記載されていない。読み物としては面白いが参考書としては微妙かも。
8.人間活動と生態系
農学も新領域も生態学分野から出題はあるので、そこの知識の補充のような形で利用。柔らかい文章なので読みやすい。MSYや乱獲などの漁業のトピックもあるので割とおすすめ。図書館にあるのを使うといいかも。
9.生命科学
農学はマスト!試験問題と同じ文章があったぐらいなので、一冊まるまる目を通しておくべき。たまたまうちの研究室にあったので使っていただけなのですが、実際試験会場で他の人が持っているのを見かけました。内部生は使っているのでしょうか??
以上が僕の使った主な参考書になります。
全て買おうとするとお金が非常にかかるので、大学の図書館を有効活用するのがおすすめです。
大学院に進学してからも利用しそうであるなら惜しまずに購入するのもいいと思います。
僕自身どの参考書を使えば良いのか検討したりするのにかなり時間を要したので、ここで紹介した参考書を利用して少しでも多くの受験生の方が合格してくれることを願っています。
院試勉強法【過去問の使い方】
お久しぶりです。
卒論が忙しくてしばらく更新できてなかったのですが、少し時間ができたので久しぶりに記事を書こうと思います。
今回は僕が取り組んだ院試の勉強法、特に過去問の使い方について紹介していきます。
農学、新領域ともに共通して行ったのは、
『参考書で調べながら、年度の新しい過去問から順番に解いていく』
ということです。
僕の場合、院試科目の専門的な知識がなかったため、この方法が一番効率的だと判断しました。
院試の場合、試験に出る範囲は例年通りならほぼ同じですし、過去問を解いて研究するのが一番いいと思います。
僕の受験した科目は計算などはなく、暗記による記述がメインであったので、過去問を解きながら知識をひたすらインプットしていきました。
では、ここからどのように過去問を使ったのかを紹介していこうと思います。
僕が行ったのは簡単に言うと
- 過去問1年分をコピーしてノートに貼る
- コピーを貼った次のページに、参考書を見ながら自分なりの解答を書く
- 解答を書く際、関連するキーワードや自分が気になったキーワードも一緒にメモする
というような、割と普通の作業です(笑)
ただし、これを1年分しっかり行おうとすると1〜2日はかかります。さらに過去問が出ている年数分行えば、ノート作成だけにひと月ほどかかります。ただ、この作業をしっかり行えばかなり実力はつきますし、あとはノートを見返して気付いた点を後から書き込んだりすればいいので勉強も楽になります。
僕は農学と新領域の過去問ノートをそれぞれ作るのに3ヶ月ほどかかりました(笑)
上の写真が作った過去問ノートです。
過去問ノートの一部の写真になります。こんな感じで参考書で調べたことを自分なりに簡潔にまとめていきました。
ノートにまとめていく際の僕なりのポイントは
なるべく余白を残しておくこと
です。
こうすることで、後から見直した時に気づいたことを余白部分にどんどん書き込むことができます。
しっかりノートを作り込んだ分、ほかの問題集を解いたりなんかはしてないです。というか生物系にそもそも院試向けの問題集があるのかは知りません(笑)
分野にもよると思いますが、生物系の記述形式なら、過去問を研究しまくるだけで十分だと僕は思います。
過去問ノート=オリジナルの赤本
というイメージを元に、過去問を有効活用することをおすすめします!